最近感動したWebCM3本集めてみました。2016年1月。

 

まずはこれ。
説明するとネタバレするので、まずは見てみてください!

※ここからは観る前に読まないでください。
商品やサービスがもたらす社会的価値をキチンと描けていて、尚且つウィットに飛んだオチがあるのっていいなと思います。
この「社会的価値」っていうのが近頃考えていることで、それがあることによってもっと豊かになるか?とか、より幸福な人生になるか?っていうのが表現できるCMを作りたいなと思っています。

そういや最近アマゾンが「対象エリアでのお買い物が1時間以内に届く、Amazon Prime Now」というのをはじめました。
配送オプションは、890円の1時間配送、および無料の2時間便。1時間配送は、朝6時から深夜0時までの間、注文確定から1時間以内に商品を受け取れます。
という凄いサービスなんです。確かにこれ、届けてもらう方は、場合によっては凄く助かるサービスですが、なんせ1時間ですよ!
注文来てから商品見つけて梱包して、車に乗っけるまでが10分とか?あと50分とかで渋滞にハマれば大変です。もう担当している人はひっきりなしに時間に追われるわけで、考えただけでも正直ちょっと怖いですね。
人間的にはとてもプレッシャーやストレスの大きな仕事なんじゃないかと思うんですが、逆にこういう仕事こそロボット化していくようなたぐいのサービスなんじゃないかと思うんです。アマゾン自身もドローン配達を進めていますが、まさしく30年後には、人工知能と、ロボットやドローン技術で世界は一変しているのかもしれないなと思います。

 

■次はコチラです。

サイボウズのWebCMです。
公開は2014年です。

とにかくよく練られたストーリー。そのシンプルさと相まって西田尚美さんの素晴らしい演技!
3回観て3回泣きました。
僕もよくWebCMで感動系というのを考えることがあるんですが、ん〜やっぱり難しいです。
WebCMがテレビと違って時間無制限だからといって、ダラダラと面白くないドラマを見せても意味がありません。
長いことは自体は決して悪いことではないけど、やはり相応の工夫が必要ですよね。
たま〜にYouTubeのTruwView(観たい動画の前に流れる、5秒間でスキップできます的なCMです)で、とてもじゃないけどテンポ感が悪い感動系?CMが流れます。
人を感動させるのは、視聴者にその画面に現れている画以上に、感情を想起させられるかどうか、なのかなと思います。
例えばただの知らないボクサーの試合よりも、勝たなければ引退と決めている中年ボクサーと、その中年ボクサーに育てられた彼を尊敬する弟子の新人天才ボクサーの試合の方が、感動するのではないでしょうか。
そのパンチ一つ一つが意味を帯びます。
画面で起きていることが同じでも、観ている側は、想像力によって心に見えてくる世界が違ってくるじゃないのかなって思います。
などと書いているうちに、自分でも少し感動という概念について納得しました。

 

■はい、それを踏まえて、最後はコチラです。

P&Gの企業CMです。
4回観て5回泣きました。
いや〜ずるいっすね〜。(褒めてます)
序盤の、一見あまり意味のなさそうなカットたちが、あの雪上を飛び越えてくる選手に変わった時の…
WebCMなんて飛ばされちゃうから、と言って短くし過ぎたらそれこそ台無しだったでしょう。
作品と視聴者をある程度信じて、クリエイティブを作ることも大切なのかなと思います。
CMを飛ばす人よりも飛ばさず最後まで見てくれた人と、深く繋がるようなことは、簡単には数字に現れないから余計にそう思います。



コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。